「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」製作発表参加

行って来ました、キャラメルボックスカレッジ・オブ・ザ・ウィンド」製作発表。
今回はこっそり!?なのか募集をしていて、申し込んだらなんとなんと採用になりました。
場所は汐留の日テレタワー
なかなか中には入れない場所ですよね?
日テレホールCという場所でした。

少し早めに会場に入るともう結構人が来ていました。
最前列はカメラマンで埋まってる!
仕方ないので2列目に座る。
これからまだまだくさん来るのにそんな前かよ!って言われそうですが、せっかくだからと、座る。(笑)

後ろを振り返ると、ブログライターらしき人たちがいました。
一人見知った人も。あいさつする。向こうも覚えてくれていた。

さらに、キャラメルの会報「ハテナ気象台」の取材でキャラメル女優の青山千洋さんもキャラメルスタッフと一緒に来ていた。
実物もとっても綺麗な人なので目立ちますが、なんかやろうという意気込みが伝わってきました。期待してますよ、青ちひさん!!

定刻に始まった。

とても爽やかなプロモーションビデオだった。

司会はキャラメルファンで、かつ、福澤一座で役者として成井さんの指導を受けている菅谷大介さん。キャラメルの公演にも毎回2回は来ているという噂の司会進行楽しみである。

スキップのオープニング曲であるadvantage Lucyの「Evrything」の曲で入場してきたのは、先頭に代表で脚本担当の我らが成井豊さん、役者・大内厚雄さん、今回初舞台で注目のアイドル・高部あいちゃん、GUEST出演の元SETの山田幸伸さん、最後に前説五郎さん、もとい、演劇集団キャラメルボックス劇団総指揮の加藤昌史さんが登場。

印象に強く残ったのは、高部あいちゃんの顔ちっちゃ過ぎ!!これは犯罪的。

あいさつはまず、劇団総指揮の加藤さんから。
いまだかつてないほど緊張している。
しゃべりもいつもの前説での調子ではない。
こんなコチコチの加藤さんを見られただけでも、今日の価値があるという話ものちのち出るほど。
あの加藤さんがですよ、信じられませんよね?

カレッジ・オブ・ザ・ウィンド2007」のざっとした説明が始まる。
1992年の初演、2000年の再演以来、7年ぶりの作品。
1985年に3人で旗揚げしたキャラメルボックスのことにも触れる。
昨年テレ朝で放映の成井+真柴脚本の「雨と夢のあとに」(以下雨夢とする)の舞台版では福田麻由子ちゃんを主役に擁して成功した。
同じくテレ朝で「てるてるあした」の準主役で出演の高部あいちゃんの素敵な人柄に惹かれ、オファーしして、今回の初舞台となる。

この時点でかなりあがってる加藤さん。

キャラメルボックスは「エンターテイメント・ファンタジー」と称していた。
心温かくなる作品で、時代劇、SF、前回公演の「サボテンの花」の音楽劇、現在公演中の女剣士の話「まつさをな」等多岐に渡る。
SET出身の山田さんをguestに迎えている。

ここで、成井さんにバトンタッチ。
今作品はキャラメル版「ゴースト」。
夫婦愛、家族愛、幽霊が共通している。
ラストは感動できる作品。
15年前、7年前に上演している。
初演の時の苦労は語りつくせない。
台本を書けなくて辛かったが、いざ、上演するとものすごくウケた。
笑えて泣ける。
たくさん死ぬし、辛い作品。
好評だが辛い。
外部からやろうとの声もありで、劇団員も自分たちでこの作品をやりたいと思っていた。
真柴あずきさんが、テレ朝でのドラマで、あいちゃんに注目し、ほしみ役に合うのではと成井さんに相談。
成井さんも共感し、彼女がやってくれるならと、今回再々演が実現した。
このヒロインは難しい。
ピュアーで、バイタリティが必要。
あいちゃんは演技待ちの様子や、談笑での周りで高く評価された。
タイトルの由来は米のミュージシャンのデビット・ランツの「勇敢な風」からくる。

大内さんのトーク
○○役の35歳、95年入団、巧妙が辻に出演しました。
1月にダンスパフォーマンスをプロデュース。
神戸大学在学中に阪神大震災が起こり、たくさんの友人を亡くしている。
ので、この作品には関わりたかった。
この作品は年齢によって見え方が違う。
周りの誰かを亡くした人にはくるものがある。
暗い方へ行かずに乗り越えるていく。

高部あいちゃんのトーク
キャラメルの代表作だと聞いてプレッシャーを感じる。
まだ台本見ていないが、本を読んでの印象は、家族思いの短大生、大人になりかけで、自分のことばかり考える年代なのに、ほしみは家族を、周りを考え、しっかりしている。
初舞台で、不安だし、緊張する。その場で反応させ、やってる最中に後悔ないように1ヶ月の稽古をしたい。

成井さんからあいちゃんへ
1年前と変わっていないといいな。

あいちゃんのキャラメルの芝居の印象
「まつさをな」を観て、パワーがあって、面白いし、泣ける。
いろんな感情を引き出される。元気ももらえる。
キャラメルは凄い。

菅谷さんから、成井さん厳しくないですか?

に、対し、成井さんの反論

福澤一座では、菅谷さんだから厳しくした。

あいちゃんは、大阪公演千秋楽に誕生日。19歳になる。
最近はネガティブになっていた。
ほしみと一緒になりきる。
ほしみに近づけるようにしたい。

山田さんのトーク
こういう席は初めてで慣れていない。
役どころは○○。
まだ読み込んでない。
稽古場で成井さんに怒られ、頑張る。
客演はキャラメル史上最多の5度目の山田さんから
あいちゃんへのアドバイス

思い切りやっていただければいい。
何かあれば成井さんがなんとかしてくれます。

成井さんからあいちゃんへ。
福澤一座ではアナがほとんど初舞台だった。
上手いより一生懸命が好きである。
一生懸命が大事。
上手いからと適当にやっていると舞台では客にバレバレ。
1ヶ月、1ステージも手を抜かず、2時間一生懸命に生きる。
あいちゃんはキャラは合っている。
技術よりも一瞬一瞬を舞台で生きる。
一生懸命さを出してほしい。不安はない。

あいちゃんから
まじめなので、死ぬ気でがんばります!!

加藤さんから
てるてるあした」を見ていた真柴あずきが見つけた。
あいちゃん出演のDVD「シブヤドロップス」を見て大丈夫だと思った。
このDVDのメーキングのあいちゃんが可愛い。
2007年夏はこの子に任せる!
本業は何?
素敵な女優になる。
他局でヒロインをやっていた。
ナチュラルだった。
キャラメルのナチュラルに合う。
計算があるのだろうか?
あいちゃんの人柄で選んだ。

加藤さんより山田さんのこと
たとえば三宅裕司さんのように著名であれば、ドッカンがあれば簡単に人は呼べる。
しかし、何故、山田さん?
この役は山田さんにしか出来ない。
この人を呼んで、そろばんではない、この人と芝居をやりたい。
いつも通りの、普段通りでいい。
素敵な笑顔を稽古場で見たい。

成井さんより
大内、山田への期待。

大内へ
自分にしっくりくる役。
そう思う。
今までにない役。
あまりウケる役やっていない。
初日までにスベるのが間に合うか?!

山田さんへ
稽古場に期待している。
この人は暗くならない。
使えないギャグばかり。
3回目のカンパニーが出来た。明るいカンパニー。
肉体は20代?と思えるほど若い。
パワフル。スケボでも全然バテない。

そして、締めるのは大内。

ここで、プロモが流れる。

「風の音が聞こえますか?
 家族と過ごす、これで最後の夏
 離れていた心が、やっとひとつになった
 また会おうね、また来年の夏に」

小田和正「風のように」
これがテーマ曲。
昔、日産エルグランドのCFに使用していた曲だ。

加藤さんより曲のこと
「ウィンド」をキーに集めた。
初演のラストは風に関係なかった。
違うだろ、と思いながら。
「緑の街」に菅野が出ていたが、小田さんから加藤さんにちょっと出ないかと話があり、9カットも出た。洒落にならなかった。
小田さんとはそれ以来。
選曲する自分と、小田さん好きな自分は別だった。
「風のように」のように小田さんは風を使った歌が多い。
そこで、成井さんにたくさん小田さんの曲を聴かせた。
「風のように」は歌詞もぴったりで、ため息もの。
小田さんの事務所にメールすると「いいですよ」の返事。
小田さんに映画の恩返ししている。

ここで、キャラメルボックスのサポーターが来ています、と加藤さん言い出す。
質問していいんですよとまで言い出す始末。
私は隠れる。

キャラメル役者の青山千洋さんから
山田さんと大内さんね、あいちゃんを盛り上げること何かありますか?

大内さん
稽古を一生懸命頑張る。
役者も中身。
普段を出す。
あいちゃんの本当の気持ち、人間性を出せるようにします。

山田さん
野球のキャッチボールみたいなもの。
台詞が入っていても相手があってのもの。
稽古場を好きになってもらいたい。
ほしみはギャグがない。
思い切りやる。
極端にやればいい。
俺以外は頼り甲斐がある。
嬉しい。

デイリースポーツ、小宮さんよりあいちゃんに質問
ネガティブになったとあったが、どのようなことか?

あいちゃん
2ヶ月前に卒業した。
悩みを相談していた仲間がいない。
自分ひとりの時間が増えた。
どこからが大人?でどこからが子供?
今すぐ大人にならないといけないのか?
視野を広くなのか?
とネガティブになった。

山田さんにどこからが大人という質問。
ぼそぼそと、うーになった時に大人とか、ここでは書けない発言したあと(笑)、
46歳、大人になりきっていない。

成井さんは
大人になった瞬間はない。
いまだになれないと思いませんか?菅谷さん!
当人が決めるもの。

一番あいちゃんに近い大内さんは

18歳から成人になるか、問題になっていた。
とか、よくわからないことを言う。。。

加藤さんから初舞台は?
小2で「スイミー」という学芸会で、当時学級委員をやったりしていたあいちゃんは、お母さんから、スイミーの主役をやったらお小遣いくれるに釣られ立候補。
しかし、じゃんけんに負けて、「くらげ」の役に。。。
台詞もしっかり覚えていた。

「あんたは、スイミー?珍しい名前ね。」

だったそうだ。

そんな感じの記者発表。

次に撮影会へ移って行った。


終わり頃に、日テレアナの阿部哲子さんと古市幸子さんが見に来ていた。どちらも福澤一座で成井さんや加藤さんとの縁が出来ていたのでしょう。
どちらも美しく、目を惹いた。このお二人を見られただけでも、価値はあったかもしれない。
「クロノス」の横浜公演でも古市さんは見かけた気がする。。。



乱文乱筆、すみません。
他の方々が上手くまとめているので、私は私なりに会場の雰囲気を出来るだけ忠実に再現してみたつもりです。
表現がおかしい等、指摘があれば、メールください。

でも、一生懸命書きました。