「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」ネタバレ編

sakupy2007-07-08

まずは、ダンスがない!!
現代劇ではダンスシーンがあり、これに鳥肌ものが多い。
初演、再演にはあったのだからあると思っていたのだが、残念ながらなかった。。。
これは成井さんによると、最近のキャラメルボックスの芝居は内容に合ったダンスをする方向のようで、再演まであったカレッジのダンスは、どうも無理があったダンスで、前後に関係のないものだったので、今回はあえてなしにしたようだ。
あいちゃんができない!?からとかそういうわけではなく、成績もオール5で偏差値70らしい。
通し稽古でもほぼノーミスで300の台詞をこなしたあいちゃんはダンスもこなすだろうという意見は一致していたようだ。
でもなんとなく寂しい。。。。

あいちゃんのこと。
国民的美少女がどんな演技をするか楽しみだった。
劇団員の女優のようには声が出ていないが、及第点であった。
明るく振舞う長女の役。
ぴったりはまっていた。
素直なイメージで、癖のない感じなので好感が持てた。
女子大生にぴったり!
これまでの初演再演は多少無理があったらしい。。。。
声が嗄れるか心配だという質問もあったが、ボイトレを劇団の石川寛美カウントダウンTVの声優さのでもある)が担当しており、嗄れない発声をしていたので、大丈夫らしい。

成井さん談
あいちゃんは、不安から充実に変わったようだ。
稽古場で泣き出すこともなく、波乱なかった。
いつもニコニコしていて、抱えずにいちいち聞きにくる。
4週間だけの稽古で成長した。
芝居の段取りは覚えがよかった。飲み込みがよかった。
某劇団では、以前に全然覚えられなかった人がいたらしい。
その名は○藤昌史さんだったそうです。
それが役者を辞めた理由と言う説もあります。

加藤さん談
ほしみ役は歴代天然。
てるてるあしたでピュアを感じた。
初日に受け入れられてもらえた。
うまい下手ではなく、ピュアな役者。
ベタな演出ではなく、誠実を信じて来てくれる。
聞き取れないとか棒立ちではだめだが。

カレッジに出演が決まってどう思ったか?
あいちゃん談
2000年のを観て私なりのほしみをやるしかないと。

昨日より今日がよかったと言われ、大喜びのあいちゃんはめちゃ可愛でした。
日々よくなると言われること嬉しい。
初日は意識が飛ぶくらいテンションだったが、収まった。

私からの質問。
劇団の誰と仲良くなりましたか?に対し、大内厚雄さん、渡辺安理ちゃんらしい。
安理ちゃんはかなり面倒をみていたようだ。
初日に三方礼を知らずにあつをさんに教わりながらやったらしい。
2日目もかなりぎこちない三方礼だった。
横道にそれるが、以前に客演の発砲BIJIN工藤さんは15分前に円陣を組んでやったりする気合入れを言わずにわざとはめたらしい。。。


セットは、昨年なくなったキヤマさんのセットで変えようがないとのことで、ほぼ再演と変更なしらしい。紗幕を上げる美しさは震えてくると成井さん。
別の芝居だと「嵐になるまで待って」の明かり消し、手話をするシーンもキヤマ美術で美しい一つ。

初演はアテ書きだったので、しづらい、やりづらくなかったか?
アテ書きとは芝居で、役者のキャラをそのまま舞台で使うことらしい。
演劇をあまり知らない私には???であった。
15年前の初演は皆下手であったようだ。
7年前の再演の下手。
当時はこれしかできなかったようだ。
上川さん昨日観に来たらしい。
西川さん、津田さん、遠藤さん。。。。
役作りしていない。
今は、役作りしている。
オーディションで200〜300倍の勝ち抜いた役者たちだからできる。
キャラを役者共同で考え、芝居できてる。
アベジョーさんもあおちひさんも苦しんだらしい。
格好いい菊川、悩む畑中くん。
でもあやめの弟みたいな感じはしっくりきていた。

大内さんのギャグは成井さんとではなく、自分で考えたらしい。


脚本のこと。

鉄平の役柄は結婚1年目の不安を語っているが、実は初演の時に成井さんが結婚1年目で、そのときの心境に影響されているらしい。

そんなこんな楽しい30分はあっという間に過ぎました。

こんなことで興味を持ちましたら、是非だまされたと思って、観てみてください。
はまる確率高いと思います(笑)。

http://www.caramelbox.com/stage/courage2007/index_f.html


「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」を観劇、取材してまいりました

7月5日より始まった演劇集団キャラメルボックスのサマーツアー「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」を観劇、取材してまいりました。
このブログライターという制度はもう恒例になっていて、自分で日記やブログを書いていれば誰でも申し込めるもので、紹介するということを条件に無料、FREE、タダで芝居を観られ、さらに、脚本演出家や役者等々にインタビューできるという特典があります。
いわゆる宣伝部長を仰せつかるといった感じです。
心して書きたいと思っております。

私のブログには何度も書いてる、キャラメルボックス
これはここ4年くらい前からはまっている劇団で、人が人を思う気持ち、恋人、夫婦、家族への思いがとてもわかりやすく、すっかり引き込まれています。

そのキャラメルボックスのかなり人気の高い作品であるのがこの「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」。
再々演ということで、今回3回目の上演。
しかし、再演に出た役者が2名いるが、同じ役をするものがいないという、ほぼ新作に近い感覚。
私自身は、初演見ていないし、再演もビデオのみで、生は初である。
ストーリーは知っていたものの、かなり重たい内容のため、どうなるか興味はあった。

あらすじはこんな感じです。(キャラメルボックスHPよりhttp://www.caramelbox.com/stage/courage2007/index_f.html

8月、大学生の高梨ほしみは、家族6人でキャンプに出かける。それは、年に一度の家族の行事。ところが、キャンプ場に向かう途中で事故が起こり、家族全員を失ってしまう。ほしみだけは軽傷で済んだが、直ちに病院へ運ばれる。すると、亡くなったはずの家族もついてくる。その姿は、ほしみにしか見えない。なぜなら、彼らは幽霊だから。バラバラだった家族が、ほしみを見守ることで一つになる。しかし、いつかは別れなければならない。ほしみが家族と過ごす、最後の夏……。

代表の成井豊さんのコメントは以下のとおり。
初演・再演で圧倒的な好評をいただいたこの作品を、7年ぶりに上演することにしました。でも、同じことを何回も繰り返すのはおもしろくない。そこで、主人公の「ほしみ」役を、昨年春、僕が脚本を書いたテレビ朝日のドラマ『てるてるあした』に出演してくれた、高部あいさんにお願いしました。高部さんは元気で明るくて、『てるてるあした』の撮影現場でも大人気。その姿は、まるで「ほしみ」のようでした。この人なら、「ほしみ」ができる。そう思って、お願いしたのです。高部さんは今、18歳。今までにない、新鮮な「ほしみ」になってくれると思います。僕らキャラメルボックスのメンバーも、高部さんからたくさん刺激をもらって、新しい『カレッジ・オブ・ザ・ウィンド』を作りたいと思っています。成井豊


と言う感じで始まった作品。
今やってるキャラメルの芝居はこれ。
キャラメルファンが一番期待していたと言っても過言はない作品。
私もなんとしてでも生で観てみたい作品のひとつだった。
そして、アイドルの高部あいちゃんも出ている。
テーマ曲はあの小田和正氏!!
初めて観るのも、久しぶりに観るのも、きっかけとして十分だと思っている。

ラストには、気持いい風を感じられる、そんな芝居を観たい、興味を持ったら、ネタバレ編を観てください。

實川貴美子さん客演情報

キャラメルボックスの若手役者のじっきー客演?!情報です。

どうもじっきーはこれに出演するようです。
ご存知でしたか?

劇団ドロブラ第9回公演
「拝啓、萩原伸次様
僕たち元気でやってます。」

作/萩原伸次 演出/福正大輔

http://n-family.to.cx/dorobura/works/061213.html

六本木ヒルズでタヒチアンダンスショー

5月13日(日)に、六本木ヒルズで「HURIAMA」という数々の賞を取ったダンスグループによるタヒチアンダンスショーが開催されます。

皆さん一度は本場のタヒチアンダンスを見てみましょう!!

体の中のタヒチアン魂が蘇るかもしれません。

5月13日(日)
1回目 14:00〜
2回目 16:00〜

無料で 25分程度

会場
六本木ヒルズ・ウェストウォーク2F南側吹き抜け
『アジト前』


六本木ヒルズ イベント情報
http://www.roppongihills.com/jp/shops_restaurants/2007/e_summer/event.html

タヒチ観光局の記事
http://www.tahiti-tourisme.jp/SITE1PUB/sun/13/news/report136.html?t=1178516534511

東京メトロの「メトロマガジンメトロポリターナ」にキャラメル記事が



東京の地下鉄に置いてある無料雑誌「メトロポリターナvol.53」2007年5号のp.40に「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」の記事が1ページ全部で載ってます。
観てビックリしました。
東京メトロさんもなかなかやりますね。
皆さんも東京メトロに乗ったら手にとって見てくださいね。
是非もらいましょう!!

HP
http://www.metropolitana.jp

携帯サイト
http://mtrp.jp



「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」製作発表参加

行って来ました、キャラメルボックスカレッジ・オブ・ザ・ウィンド」製作発表。
今回はこっそり!?なのか募集をしていて、申し込んだらなんとなんと採用になりました。
場所は汐留の日テレタワー
なかなか中には入れない場所ですよね?
日テレホールCという場所でした。

少し早めに会場に入るともう結構人が来ていました。
最前列はカメラマンで埋まってる!
仕方ないので2列目に座る。
これからまだまだくさん来るのにそんな前かよ!って言われそうですが、せっかくだからと、座る。(笑)

後ろを振り返ると、ブログライターらしき人たちがいました。
一人見知った人も。あいさつする。向こうも覚えてくれていた。

さらに、キャラメルの会報「ハテナ気象台」の取材でキャラメル女優の青山千洋さんもキャラメルスタッフと一緒に来ていた。
実物もとっても綺麗な人なので目立ちますが、なんかやろうという意気込みが伝わってきました。期待してますよ、青ちひさん!!

定刻に始まった。

とても爽やかなプロモーションビデオだった。

司会はキャラメルファンで、かつ、福澤一座で役者として成井さんの指導を受けている菅谷大介さん。キャラメルの公演にも毎回2回は来ているという噂の司会進行楽しみである。

スキップのオープニング曲であるadvantage Lucyの「Evrything」の曲で入場してきたのは、先頭に代表で脚本担当の我らが成井豊さん、役者・大内厚雄さん、今回初舞台で注目のアイドル・高部あいちゃん、GUEST出演の元SETの山田幸伸さん、最後に前説五郎さん、もとい、演劇集団キャラメルボックス劇団総指揮の加藤昌史さんが登場。

印象に強く残ったのは、高部あいちゃんの顔ちっちゃ過ぎ!!これは犯罪的。

あいさつはまず、劇団総指揮の加藤さんから。
いまだかつてないほど緊張している。
しゃべりもいつもの前説での調子ではない。
こんなコチコチの加藤さんを見られただけでも、今日の価値があるという話ものちのち出るほど。
あの加藤さんがですよ、信じられませんよね?

カレッジ・オブ・ザ・ウィンド2007」のざっとした説明が始まる。
1992年の初演、2000年の再演以来、7年ぶりの作品。
1985年に3人で旗揚げしたキャラメルボックスのことにも触れる。
昨年テレ朝で放映の成井+真柴脚本の「雨と夢のあとに」(以下雨夢とする)の舞台版では福田麻由子ちゃんを主役に擁して成功した。
同じくテレ朝で「てるてるあした」の準主役で出演の高部あいちゃんの素敵な人柄に惹かれ、オファーしして、今回の初舞台となる。

この時点でかなりあがってる加藤さん。

キャラメルボックスは「エンターテイメント・ファンタジー」と称していた。
心温かくなる作品で、時代劇、SF、前回公演の「サボテンの花」の音楽劇、現在公演中の女剣士の話「まつさをな」等多岐に渡る。
SET出身の山田さんをguestに迎えている。

ここで、成井さんにバトンタッチ。
今作品はキャラメル版「ゴースト」。
夫婦愛、家族愛、幽霊が共通している。
ラストは感動できる作品。
15年前、7年前に上演している。
初演の時の苦労は語りつくせない。
台本を書けなくて辛かったが、いざ、上演するとものすごくウケた。
笑えて泣ける。
たくさん死ぬし、辛い作品。
好評だが辛い。
外部からやろうとの声もありで、劇団員も自分たちでこの作品をやりたいと思っていた。
真柴あずきさんが、テレ朝でのドラマで、あいちゃんに注目し、ほしみ役に合うのではと成井さんに相談。
成井さんも共感し、彼女がやってくれるならと、今回再々演が実現した。
このヒロインは難しい。
ピュアーで、バイタリティが必要。
あいちゃんは演技待ちの様子や、談笑での周りで高く評価された。
タイトルの由来は米のミュージシャンのデビット・ランツの「勇敢な風」からくる。

大内さんのトーク
○○役の35歳、95年入団、巧妙が辻に出演しました。
1月にダンスパフォーマンスをプロデュース。
神戸大学在学中に阪神大震災が起こり、たくさんの友人を亡くしている。
ので、この作品には関わりたかった。
この作品は年齢によって見え方が違う。
周りの誰かを亡くした人にはくるものがある。
暗い方へ行かずに乗り越えるていく。

高部あいちゃんのトーク
キャラメルの代表作だと聞いてプレッシャーを感じる。
まだ台本見ていないが、本を読んでの印象は、家族思いの短大生、大人になりかけで、自分のことばかり考える年代なのに、ほしみは家族を、周りを考え、しっかりしている。
初舞台で、不安だし、緊張する。その場で反応させ、やってる最中に後悔ないように1ヶ月の稽古をしたい。

成井さんからあいちゃんへ
1年前と変わっていないといいな。

あいちゃんのキャラメルの芝居の印象
「まつさをな」を観て、パワーがあって、面白いし、泣ける。
いろんな感情を引き出される。元気ももらえる。
キャラメルは凄い。

菅谷さんから、成井さん厳しくないですか?

に、対し、成井さんの反論

福澤一座では、菅谷さんだから厳しくした。

あいちゃんは、大阪公演千秋楽に誕生日。19歳になる。
最近はネガティブになっていた。
ほしみと一緒になりきる。
ほしみに近づけるようにしたい。

山田さんのトーク
こういう席は初めてで慣れていない。
役どころは○○。
まだ読み込んでない。
稽古場で成井さんに怒られ、頑張る。
客演はキャラメル史上最多の5度目の山田さんから
あいちゃんへのアドバイス

思い切りやっていただければいい。
何かあれば成井さんがなんとかしてくれます。

成井さんからあいちゃんへ。
福澤一座ではアナがほとんど初舞台だった。
上手いより一生懸命が好きである。
一生懸命が大事。
上手いからと適当にやっていると舞台では客にバレバレ。
1ヶ月、1ステージも手を抜かず、2時間一生懸命に生きる。
あいちゃんはキャラは合っている。
技術よりも一瞬一瞬を舞台で生きる。
一生懸命さを出してほしい。不安はない。

あいちゃんから
まじめなので、死ぬ気でがんばります!!

加藤さんから
てるてるあした」を見ていた真柴あずきが見つけた。
あいちゃん出演のDVD「シブヤドロップス」を見て大丈夫だと思った。
このDVDのメーキングのあいちゃんが可愛い。
2007年夏はこの子に任せる!
本業は何?
素敵な女優になる。
他局でヒロインをやっていた。
ナチュラルだった。
キャラメルのナチュラルに合う。
計算があるのだろうか?
あいちゃんの人柄で選んだ。

加藤さんより山田さんのこと
たとえば三宅裕司さんのように著名であれば、ドッカンがあれば簡単に人は呼べる。
しかし、何故、山田さん?
この役は山田さんにしか出来ない。
この人を呼んで、そろばんではない、この人と芝居をやりたい。
いつも通りの、普段通りでいい。
素敵な笑顔を稽古場で見たい。

成井さんより
大内、山田への期待。

大内へ
自分にしっくりくる役。
そう思う。
今までにない役。
あまりウケる役やっていない。
初日までにスベるのが間に合うか?!

山田さんへ
稽古場に期待している。
この人は暗くならない。
使えないギャグばかり。
3回目のカンパニーが出来た。明るいカンパニー。
肉体は20代?と思えるほど若い。
パワフル。スケボでも全然バテない。

そして、締めるのは大内。

ここで、プロモが流れる。

「風の音が聞こえますか?
 家族と過ごす、これで最後の夏
 離れていた心が、やっとひとつになった
 また会おうね、また来年の夏に」

小田和正「風のように」
これがテーマ曲。
昔、日産エルグランドのCFに使用していた曲だ。

加藤さんより曲のこと
「ウィンド」をキーに集めた。
初演のラストは風に関係なかった。
違うだろ、と思いながら。
「緑の街」に菅野が出ていたが、小田さんから加藤さんにちょっと出ないかと話があり、9カットも出た。洒落にならなかった。
小田さんとはそれ以来。
選曲する自分と、小田さん好きな自分は別だった。
「風のように」のように小田さんは風を使った歌が多い。
そこで、成井さんにたくさん小田さんの曲を聴かせた。
「風のように」は歌詞もぴったりで、ため息もの。
小田さんの事務所にメールすると「いいですよ」の返事。
小田さんに映画の恩返ししている。

ここで、キャラメルボックスのサポーターが来ています、と加藤さん言い出す。
質問していいんですよとまで言い出す始末。
私は隠れる。

キャラメル役者の青山千洋さんから
山田さんと大内さんね、あいちゃんを盛り上げること何かありますか?

大内さん
稽古を一生懸命頑張る。
役者も中身。
普段を出す。
あいちゃんの本当の気持ち、人間性を出せるようにします。

山田さん
野球のキャッチボールみたいなもの。
台詞が入っていても相手があってのもの。
稽古場を好きになってもらいたい。
ほしみはギャグがない。
思い切りやる。
極端にやればいい。
俺以外は頼り甲斐がある。
嬉しい。

デイリースポーツ、小宮さんよりあいちゃんに質問
ネガティブになったとあったが、どのようなことか?

あいちゃん
2ヶ月前に卒業した。
悩みを相談していた仲間がいない。
自分ひとりの時間が増えた。
どこからが大人?でどこからが子供?
今すぐ大人にならないといけないのか?
視野を広くなのか?
とネガティブになった。

山田さんにどこからが大人という質問。
ぼそぼそと、うーになった時に大人とか、ここでは書けない発言したあと(笑)、
46歳、大人になりきっていない。

成井さんは
大人になった瞬間はない。
いまだになれないと思いませんか?菅谷さん!
当人が決めるもの。

一番あいちゃんに近い大内さんは

18歳から成人になるか、問題になっていた。
とか、よくわからないことを言う。。。

加藤さんから初舞台は?
小2で「スイミー」という学芸会で、当時学級委員をやったりしていたあいちゃんは、お母さんから、スイミーの主役をやったらお小遣いくれるに釣られ立候補。
しかし、じゃんけんに負けて、「くらげ」の役に。。。
台詞もしっかり覚えていた。

「あんたは、スイミー?珍しい名前ね。」

だったそうだ。

そんな感じの記者発表。

次に撮影会へ移って行った。


終わり頃に、日テレアナの阿部哲子さんと古市幸子さんが見に来ていた。どちらも福澤一座で成井さんや加藤さんとの縁が出来ていたのでしょう。
どちらも美しく、目を惹いた。このお二人を見られただけでも、価値はあったかもしれない。
「クロノス」の横浜公演でも古市さんは見かけた気がする。。。



乱文乱筆、すみません。
他の方々が上手くまとめているので、私は私なりに会場の雰囲気を出来るだけ忠実に再現してみたつもりです。
表現がおかしい等、指摘があれば、メールください。

でも、一生懸命書きました。

『まつさをな』ブログライターご招待に行ってきました

4月7日初日19:00の回、本当に日本でというか、世界で初めての2階席4列目。

今回はネタバレなしバージョンで行きます。
と、思いましたが、やはりちょっとはネタバレになりますので、ご注意を。
時代劇と言わずに、キャラメルボックスでは「幕末劇」と呼ぶ。
2006の「俺たちは志士じゃない」も幕末だが、マキノノゾミ演出によるもので、また違うテイストですね。あのマキノバージョンのラストの爽やかさもかなり好きですね。こんなのもありなんですねと感心させられました。
2004の「我が名は虹」もすごくよかったし、「TRUTH2005」も完成度が高かった。
なんだかんだ言っても年に1度は幕末劇をやってることになります。

「我が名は虹」以来の幕末劇新作。
期待して観に行った。

私の場合、頭が悪いせいか、1公演に3から4回観に行く。
それだけ観ないと、ストーリーや詳細なものが見えてこない。
なので、1回目はなかなかあらすじを追ってしまい、感情移入できずに、泣けないことが多い。

今回の「まつさをな」はなんとなく、「TRUTH」に似たイメージをもたれた方が多いのではと思う。
時代も少し前だし、登場人物も違うのにだ。

そのことは、インタビューでも聞いたが、そう言われればそうだが、ちょっとかぶる印象を持たれやすいと思う。
そうするに、いやでも「TRUTH」と比べてしまう。
不利な感じはする。

内容より、他の話。

今回、キャラメル史上初の時代劇、女性主人公。温井麻耶さん
。殺陣もたくさんあり、女性での頑張りは光った。
「我が名は虹」のじっきーこと実川貴美子さんも大変苦労して殺陣をやっていたと聞いたことがある。
女性があそこまでやるのは、男性側からも応援したくなる。
男性だからか。。。
回を重ねるうちに更なる磨きがかかるでしょう。期待したい。

じっきーこと実川貴美子さん。
お嬢様役はいつもながら、慣れた役どころ。
今回は健気な役で、勝気なところがない。
こういうじっきーもなかなかしおらしくてよかった。


岡田達也さん。
相手役で、まじめな役どころ。
どうなるのか、かなりやきもきさせられた。
ラストは。。。期待できます。もちろん。

次に粟根まことさん。
粟根さんを見るのは、私のキャラメル歴4年なので、初の客演。
実は正月公演の「朧に棲む鬼」で2回観てしまい、うまい役者さんだと感心していたら、なんとこの公演に出るというじゃないですか!これもまた縁だと思ってしまった。
面白いのがいい。あそこまでやっていいのかと言うほど。
キャラメルの役者ではあそこまでやるのは許されないのではという気がする。あえて言えば、上川さんか西川さん辺りでしょうか。
とにかく上手い。大成功のキャストと思う。

岡内喜美子さん、「我が名は虹」の弓を思い出された。
あの時よりも磨きがかかり、上手くなったなあと関心しきり。
坂口さんのぬいを思い出させる、巧みな役。
これも見ものです。

左東広之さんも、路線は地味系。笑。これがまた上手い。
こうゆうやらせたら今一番旬かもしれない。
「クロノス」や「スケボ」での館長誰かも言っていたが、「俺志士」の役に似ていると。。。

大内厚雄さん、この役をやることで大きく成長していくいでしょう。上手かった。でも、あまりギャグの小ネタがなかったのでちょっと寂しい気がした。

三浦剛さん、いい役です。うらやましい。じっきーの相手役ですし。かっこ悪い面も含め、かっこいい役でした。

筒井俊作さん、これは上手かった。すっかり、オヤジでした。
こういう役でもありなんですね。若いのになかなかでした。
いいポジションを築きつつあります。

坂口理恵さん。
上手い、本当に上手い。そして安心して観られる一人ですね。
ちょっと難しい役ですが、いつものように笑いを取れるのはさすがの一言。いい女優さんです。

畑中智之さん。
今回はあまり目立っていない。ラヂオで目立ちすぎたからか。
もう少しらしさ、というか、何かを残して欲しかった気がする。

小多田直樹さん、彼ももう少し何かPRできる見せ場を作って欲しい。
威勢のいいところはわかるが、体操選手らしいのもありではと思う。

久保田晶子さん。
初舞台、おめでとう。
最初誰だろうと思ったりしたが、なかなか堂々としていた。
サボテンでデビューした井上さんも上手かったが、彼女もこれからが期待できそう。

終演後のインタビュータイム。

最初は成井さん、真柴さん、加藤さんでしたが、遅れて、麻耶ちゃん、岡田さんが登場。

今回は写真ばかり撮ってしまい、Q&Aがあまり覚えていない。
麻耶ちゃん、すっぴんでもお綺麗でした。
岡田さんは若い。私と同じ歳とは思えない。
役者はすごいと思った。

さて、この「まつさをな」平日はかなり空いてる日もあるらしい。
ハーフプライスと言って、2750円で観られる日も先週、先々週はあったようだ。

たまに聞くのは、キャラメルのファンでも時代劇は観た事ないと言う人がけっこういるのに驚いたことがある。
現代劇も当然面白いが、私は時代劇もとい幕末劇の方が楽しい。
昨年は還暦の母を連れて、初キャラメルとして「俺志士」に連れて行った。時代劇が多少好きならば、かなり楽しめたようだ。
時代劇なんて。。。という若い年齢の方も敬遠せずに観てみて欲しい。けっこう目からウロコっていう可能性は高い。

人を思う気持ちは、時代劇の方がわかりやすいと、私は思う。

私は最近、「燃えよ剣」を読んだ。ますます幕末に興味を持った。

こんなつたない文章ですが、幕末劇のよさ、キャラメルボックスの面白さを味わいたい人、そして、人を思う気持ち、を感じたい方にはお勧めです。

真っ青な空の下、想う人と一緒に感じて欲しいです。