5mの差

sakupy2006-02-10

実は今日昼の2時半ごろ、新橋の交差点で事故を目撃した。
ぶつかった瞬間は真横約5m。
なんとなく視界に入っていた。

お客さんのYクルト東京本社に届け物をして、新橋駅に向かう時に通りがかった新橋の交差点。
青信号で横断歩道を歩行者として渡り始めた時、それは起こった。
私の5、6人隣を歩いていた53歳のおばさんに強引に左折しようとした若いお兄さんの自転車が突っ込んできた。
おそらく歩き始めていた歩行者の前から左折しようとしたのではと推測される。
かなりの荷物を積んでいた自転車。小さいめで、折りたたみ風。
Yカメラの荷物だった。
で、そのおばさんは額からダラダラ流血。
私も動転してしまいました。
周りも騒然としていました。
手で押さえるおばさんの手からポタポタ血がアスファルトにたれた。
まずは歩道まで戻って座る。
そこでは数人の人がティッシュを渡したり、近くの会社の人がタオルを持ってきたりしていた。
当てた本人は救急車を呼んでいた。
おばさんも家族に電話して欲しいと近くの男性に頼んでた。

じきに救急車が来たので、私はその場を後にした。
3:00の約束のお客さんに大きく遅れることとなってしまった。
こればかりは仕方ないと思う。

もし位置取りが5mずれていたら、私が被害者になっていたかもしれない。
青信号渡るにも注意しないと、いつどこで何が起こるかわからない。

先日、両親が国道を右折レーンで、青矢印が出てから曲がろうとした時に、直進車が突っ込んできたという。一歩間違えばあの世行きだ。これは怖い。
他の車も唖然としていたようだ。

同じように右折レーンで直進車とぶつかり、亡くなった知人がいた。
もう10年も前だ。
たまたまその日は交通事故が多いからとNEWSステーションで丸一日の事故を追いかけた日の第一番目の事故がその知人二人だった。
そのクルマが当時のっていたS13シルビアという自分と同じクルマだっただけにショックが大きかった。
すごくいい子たちだっただけにとても残念な気がしていた。
どちらが悪かったかはわからないが、信号を過信してはいけない、そう思った。

5mで生死を分ける事は日常に潜んでる。

ランチは、友人のいる赤坂に4川飯店でランチを食べた。
高いが結構美味い。