「雨と夢のあとに」

sakupy2006-07-21

雨と夢のあとに」という演劇集団キャラメルボックスの公演を観てきました。
今回はブログライターとして、ご招待で観てきました。


この企画は続けて欲しいですね!!

まだまだ公演も始まったばかり、ネタバレしてはいけないので、できるだけそうしないように書きますが、これから観る人で内容に関して触れたくない方はこの先はパスしてください。公演終了後、ドーンと書きますので、その時読んでください。



まずは、原作は柳美里さんの同名小説。

昨年、テレ朝で同名ドラマが放映。

脚本を成井豊真柴あずきというキャラメルファンでは話題騒然のTVドラマとなりました。

私も後半戦は、毎回泣かされました。

いいドラマだったと思います。

そんなことをまったく知らずに、うちの両親はかなりはまってこのドラマ、毎回観ていたようでした。「雨ちゃ〜ん、かわいそう」とか言って。

夜11:15からという枠に対して、かなり好評だったようで、DVD発売まで行ったのはその証拠。

私も全てDVDに保存してあります。はい。

さて、そんなドラマが舞台で再現というのは、驚きであり、喜びでした。

なにしろ、TVを観ていた時に、キャラメルテイストたっぷりのドラマだし、芝居に出来そうだなとは感じてました。

一昨年の北村薫『スキップ』、昨年の梶尾真治『クロノス』と毎年、原作ものの上演をしていたキャラメルボックスだったので、可能性はあると踏んでもいました。

そして、その実現になった。。。。

さらに、話題はキャラメル最年少ヒロインなんと11歳!!の福田麻由子ちゃんの起用。

私はTVドラマ『白夜行』を観ていたり知っていたので、楽しみな起用だと思う反面、11歳の女優というより少女で大丈夫だろうかと心配もしました。

あの広い劇場で、800人もの観衆を前に、1ヶ月の長丁場。

で、夏休みの間をうまく上演するようなので、やったな、と思いました。

さてさて、実際に芝居を観て、そんな心配はまったく必要ありませんでした。

麻由子ちゃんは堂々と演じていました。
桜井雨を。
朝晴の娘を。
●●●の娘を。
北斗の友人を。

そうそうたるキャラメルの役者とも肩を並べて、ひけをとりませんでした。

すごい子でした。

あそこに、もし、キャラメルの役者ならどうだったんでしょう?
小林千恵ちゃん辺りが可能性有りかな?とは思いますが。
安理ちゃん、じっきー、いろいろ思い浮かびますが、やっぱり本物の小学生の方が、親子の雰囲気、おじいちゃん、おばあちゃんとの関係など考えると麻由子ちゃんで大正解だと思いました。

今公演の話に戻ります。
全10回のTVドラマのダイジェストを観ているような、シーンを想像し、あのときの役は誰だっけと比較しながら楽しめます。
34場という、キャラメルの芝居でも最多の場だそうで、まるでジェットコースターのようにというとありふれてますが、展開が速い。
前半はそんな印象でした。

が、後半。。。。

やっぱりキャラメルの芝居で、泣かせました。
いや、泣かされたのでした。
やられました。
TVドラマよりやばいです。

『生で役者がその場で演じるのは、胸に突き刺さります。
TVでは限界があります!』

そう皆様には伝えたいです!!

それは会場の、すすり泣きというのか、私もですが・・・、たった3年の少ないキャラメル歴で経験上、最多の泣きという印象です。
TVドラマ版を更に泣かせるようになったというべきでしょうか?

あの場面、あの場面、と言いたいのをこらえています。

あの役者が・・・と言いたいのですが、止めておきましょう。

最後は温かい芝居だったと皆感じると思います。

そんな感じでした。

あっ、すみません、そういえば原作はまだ読んでないです。

というか、今読んでます。。。。

最後に、成井豊さんへのインタビューという特権がありました。

実際に間近でお会いして、質問もでき、とてもいい経験をしました。

1時間くらいは欲しいですね。

15分の予定が25分になりましたが、まだまだ足りない。

29人のライターがいたのに、質問は10もできていなかったから。

私は、最後の方に福田麻由子ちゃんに関して質問しました。

とても興味ある回答が返ってきました。

そのあたりは、また後日書きたいと思います。

興味ある方は、下記の日程で公演があります。
是非感動の涙を!!


■東京公演
2006年7月20日(木)〜8月20日(日)
サンシャイン劇場

■大阪公演
2006年8月24日(木)〜31日(木)
イオン化粧品 シアターBRAVA!


演劇集団キャラメルボックスのHPはここ↓

http://www.caramelbox.com/




以上、自称ブログライター(笑)sakupyでした。

あっ、余談ではありますが、じっきーこと實川貴美子プロデュースのポロシャツと渡邊安理プロデュースのTシャツが販売されていて、日替わりでどちらか本人自ら販売しています。
各サイズ限定100枚。
初日は安理ちゃん、私の行った21日はじっきーでした。
握手までしてくれました。
かわいいお二人を間近で見るだけでも価値はあるのではないでしょうか?
是非買ってくださいね!
私もじっきーポロシャツ1枚お買い上げでした(笑)。

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