迷子の子犬ちゃん物語

sakupy2005-05-03

朝、パン屋にパンを買いに行った帰りに、ふらふらした犬を発見。
ポメラニアンを大きくした犬だった。
飼い主が近くにいないらしく、車道に出てしまって、轢かれそうになっていた。
見ていられないので、様子をみてみた。
近くに酒屋の人がいたが、知らないと言う。
すたすた歩くので、ちゃんと家に帰るか後をついていくことにする。
うろうろするものの、家には帰りそうもない。
すれ違う犬の散歩の人にどこの子か知りませんか?と聞くも見ない顔らしい。
後をついて行くだけでは危ないので、紐を探した。
立ち止まってくつろぐところの前の家の人が電気のコードを貸してくれるも、唸り嫌がる。
こまっていたところに、また別の家の人が犬用のリードを貸してくれる。
これで犬の散歩状態だ。
近くに警察があるので行ってみた。
派出所には届けが出てないらしく、そこでは預かれないらしい。本署へ連れていかれるらしく、そこで3日見つからないと保健所だそうだ。それは可愛そう。じゃ、拾得物を放棄せずに届けるには私が預からないといけないらしい。団地だし難しい。連絡先だけ伝え、しばらく、届けずに散歩しながら飼い主を探す事にした。
そこを出てすぐに、あそこの犬かもと言う人が現れ、行ってみるも別犬。
さあ困りました。まずは犯人は現場に戻る、関係ないが、見つけたあたりに行ってみる。
もう一度酒屋さんにも聞いたが知らないというが、私の携帯を伝えて、飼い主が見つかれば連絡もらうことにする。
買ったパン屋さんに聞いてみると、私に発見の1時間以上前から車道に出たりして、クラクションならされていて、気になっていたらしい。そんな前からうろうろしていたのだ。
パン屋さんから水をもらう。親切だ。もう1時間以上も飲まず食わずだ。私もまだ買ったパンを食べてない・・・・。
パン屋の前につないで待つかとも話したが、もしかして似ているかもという近くの家に行ってみた。近所で聞き込むも大きさ、年恰好も違うらしい。残念。
しかし、その近所の犬好きの方が見つかるまで預かると申し出てくれた。5kg2000円のドッグフードをぺろりと食べ、水も飲んだ。リードもいいものに変えてもらい、安心しかけた時に、電話が鳴る。
警察からだった。飼い主が届出にきたらしい。すぐに来れるかとのこと。すぐにその家に人にお礼をいい、警察に向かう。
品のいいご夫婦と娘さんが待っていた。ありがとうと感謝された。
ジローという名前らしい。今朝、そんなに遠くないところから引っ越してきてすぐに逃げ出してしまったらしい。
探していると、道で犬の散歩してい人に、パンの袋をもったお兄さんが探していたと情報を聞き付けやってきたらしい。私の事だ。その人に警察へ行ってごらんと言われたようだ。

なんとか無事に飼い主に返す事ができた。
9:00に家をでて帰り着いたのは15:00だった。
ずいぶん遠いパン屋になってしまった。
仕方ない。
美味しくて安いパンなんですよパン屋「クック」は。

追伸
借りた電気コードをなくし、謝りに行き、立ち話に1時間以上付き合って日焼けしてしまいました。
ごめんなさい、なくしてしまって。。。。
そんなに子犬ではなかったらしい。。。。